ヨロブン、あんにょんスズです。
今回は韓国語の敬語「〜ヨ」を紹介します。
〜요
韓国ドラマやKpop好きな方は사랑해요(愛してます)、미안해요(ごめんなさい)
このフレーズ一度は聞いたことありますよね?
こういった語尾に付いている〜요は日本語では「〜です」という敬語に当たります。
〜요は敬語ではあるのですが。少しラフな感じで仲のいい年上の方などと話すときに使うイメージです。
それではさっそく〜요の文法を名詞や動詞など品詞ごとに紹介していきます。
名詞
まずは名詞から「〜です」と言いたいときに前が名詞だった場合は에요/이에요で表します。
この2つの違いは名詞にパッチムがあるかどうかで変わってきます。
名詞にパッチムがない場合
名詞 + 에요
〜です
例えば강아지(子犬)この単語には最後の文字にパッチムがないので에요になります。
강아지에요
子犬です
名詞にパッチムがある場合
名詞 + 이에요
〜です
続いて名詞책(本)この単語にはパッチムㄱがあるので이에요になります。
책이에요
本です
例文
저는 레이에요
私はレイです
나는 지민이에요
私はジミンです
여기는 도쿄역이에요?
ここは東京駅ですか?
名詞以外の場合
まずは〜하다で終わる動詞の場合、해요に変わります。
例えば전화하다(電話する) を敬語でする場合は전화해요(電話します)と変化します。
하다以外で終わる動詞・形容詞
하다以外で終わる動詞・形容詞は아요/어요という形になります。
この2つの違いは語幹の最後の母音によって変わります。
語幹の母音がㅏ・ㅗで終わる場合
語幹 + 아요
좋다 (良い・好き) の語幹の母音はㅗで終わるので좋아요(好きです)になります。
많다(多い)も語幹の母音がㅏで終わるので아요形になり아요(多いです)と変化します。
語幹の母音がㅏ・ㅗ以外で終わる場合
語幹 + 어요
먹다(食べる)の語幹は母音がㅓで終わるので먹어요(食べます)
입다(着る)の語幹は母音がㅣで終わるので입어요(着ます)
귀엽다の語幹は母音がㅕで終わるので귀여워요(可愛いです)となります。
※귀엽다は少し例外的で変則活用します
パッチムがない動詞の場合
語幹と아・어がくっついたり縮約されたりします。
가다 + 아 = 가요(行きます)
주다 + 어 = 줘요(あげます)
例文
약속해요
約束します
공부해요
勉強します
영화를 봐요
映画を見ます
안 돼요
ダメです
過去形
動詞を過去形にしたい場合は簡単です。
さっき動詞でやった해や아・어形にㅆ + 어요をつけ足すだけでOK
봐 + ㅆ + 어요 = 봤어요(見ました)
돼 + ㅆ + 어요 = 됐어요(なりました)
例文
여행을 갔어요
旅行に行きました
요리 했어요
料理しました
同義語
〜요体以外にㅂ니다 / 습니다と言う表現方法もあります。
せっかくなので一緒に確認しましょう。
まとめ
〜요体(〜です)はオフィシャル的な敬語ですが「ㅂ니다 / 습니다」よりは柔らかい感じの言い方になります。
語幹を敬語にする場合はパッチムの有無や語幹の終わりの母音によって形が変わります。
また形容詞を敬語にしたい場合はパッチムによって例外的な変化するので注意が必要です。
疑問形にしたい場合は잤어요?(寝ましたか?)と語尾を上げるだけで大丈夫です・